忍者ブログ

蜻蛉玉ブログ

二次創作についてと行きすぎた萌え語り

アニメ 第27話

アニメ感想とありますが
今まで何億回もここで語ってきたトラウマの話をまたするので
感想は後半になります 前半はとばすの推奨

軍曹過去編が本誌で来たのが2018年2月
春コミの本を入稿する前日だった

それまで私は
軍曹はまともに育った割といいとこの子で女などいないと妄想していた
蓋を開けたら元死刑囚で将来を誓った女がいた

ものすごい衝撃だった

少尉殿のことはどうしてくれる

それに春コミの本は2冊ともラブラブ本で過去のことなど1ミリも触れていない
1冊はギャグ18禁
こんな本を出していいのか
葬式で紅白饅頭を配るようなことをしていいのか

会社の昼休みに泣いて同僚に縋って「紅白饅頭配ったっていいんですよ」と慰められ
Twitterで泣き喚いていたらフォロワーさんが励ましてくれ
ブログで嘆き悲しんでいたら読んだ方が心配してくれ
攻めに過去の女がいたなんてスパイスじゃねぇかいい加減にしろと怒られ
えごねりが地雷になった
その節はご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした
本には1行だけ加筆して入稿した
10年後の少尉が軍曹に 郷里に帰るなどと言うまいな と話すところ
軍曹の心中語に 帰るところなどない と追加した
もうちょい早かったら「焼け野が原」を出すのはやめていたかもしれない

今もえごねりは地雷だし
15巻の後半を読み返すのは非常に辛かった
本誌でツキコイがああなった今でこそ何とか読めるが

アニメも辛かった
ここから感想です

二階堂のくだりをやるとは意外だった
あれをとばすと少尉が入院中に義手を隠すエピソードができなくなる
…ということが理由じゃないだろうけど
「これをカットすると後々ここで困る」とかいうことを考えて
作ってるんじゃないかという気がしてきた
梅ちゃんをカットして困っているのではないだろうか

軍曹の過去は謎の変更がいくつかあった
駆け落ちしよう のところで
原作だと軍曹は笑っていていごちゃんは頬を染めているが
軍曹は真顔でいごちゃんも真顔(見えないが)あんまり楽しそうじゃない

遺体を探す軍曹がいご草を見るたびゾッとしたという顔が
道端に落ちている犬の糞を見つけてゲッと思うような顔になっている
原作はもっとシリアスだ
戦死したというデマはどこから流れた?の顔でやっと原作通りのダークな雰囲気に
殴ると床が振動するのがリアルで怖い

中尉の説明の中で
親に説得されるいごちゃんが首を振っているのが原作にはない
軍曹父が金を受け取るところもアニオリ
このアニオリのせいでこの話に信憑性が生まれている気がする

中尉が軍曹を何とか部下にしたいと考えて佐渡に行ったのは事実
そこで中尉はどうしたのか考えてみた
彼女の死の真相を探ろうとしたら親がそそくさと転居していた
親がいたら演技力が試されて大変すぎる
遺体発見となると島で葬儀も出さないといけなくなるし
中尉が行ったときにはいなかったんだろうと予想する
怪しいと思って会いに行ったら上記のことが判明
髪の毛はできすぎな気もするので中尉はいごちゃんには会わず
悪童を諦めさせるためとか言って母親の髪の毛もらってきた可能性もある

たかが10日で骨になるのは早すぎる
wikiによると放置されていたら夏場で1週間から10日
埋められていたら7-8年 砂地の場合でも20日はかかるらしい
この骨は中尉が調達したものなのだろう
骨なら肉のついた死体より持ち運びも楽だし

ただひとつ軍曹父がいごちゃんを殺す動機はないけど
そこはどういうことになっているんだろうか謎だが

というわけで中尉の話は全部が本当である説を推します

佐渡の兵士を使って吹き込ませたことがバレたのがまずかった
そこまでやるか!?ということも中尉はやる人だとわかっているから
信じてもらえないわけです

さて奉天
前山さんかわいそう
早く塹壕へって言ったのは野間かな

軍曹の走馬灯のいごちゃんの台詞
「嫌われたっちゃね」が「嫌われたっちゃ」になっている
連載当時も思ったけど軍曹の告白に対して反応が冷たく感じられる

いい着物を着ているし
いごちゃんは島ではいい家の子なんだろう
そうじゃないと三菱の幹部の嫁にとか厳しい
親が島の分限者だから幹部のもてなしに関わってそこでいごちゃんが見初められた
ということなんじゃなかろうか
手紙のやりとりもあったし軍曹への気持ちは嘘ではないにせよ
軍曹と違って彼女には駆け落ちに際して捨てるものが多かったに違いない
だから手放しで喜べなかったとしても仕方がない

軍曹を死刑にするのはあまりにも惜しいというのは
中尉の心からの本音だろう
あんな優秀な人を救ってくれて中尉GJ

天幕の中で話しているときの軍曹「あの子は…」という台詞がない代わりに
はじめちゃんという声が消えていくという演出が
この洞窟のような瞳をしている軍曹がこの時どういう心情だったのか
当時も今も難しい
アニメ初見の方なら軍曹は諦めたんだなと思うだろうか
私の尊敬する方が
「もう中尉から真実を引き出すことはできないという諦め」
だと解釈されていてなるほどと思った記憶がある

髪を捨てたときには軍曹はもう奉天での中尉の仕込みのことに気がついている
すでにここで中尉はもう信頼されていない悲しい

早く来て少尉殿!!!!

スッギが橇を譲った場面
これが自分の中では軍曹死亡フラグの最大の要因なのだが
スッギが譲った男だと師団の皆が認識していたらどうなっていただろう
造反組も二階堂も覚えていたとしたら…
タニガキのカネ餅のもそうだけど
容易に「あの時の!?」とならないのがノッダ神の描くリアルだなと思う

EDではクレジットが「ツキシマ軍曹」からフルネームに変更
いごちゃんは「いご草ちゃん」だった
中尉は「えご草ちゃん」だから
誰も呼んでないのに「いご草ちゃん」が正式名なの不思議
「ツキシマ軍曹の恋人」じゃなくてよかったです

次回は曲馬団
毎度ながら高低差に吐きそう

拍手

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

HN:
akimaru
Webサイト:
性別:
女性
職業:
会社員
自己紹介:
軍曹と少尉への萌えを吐きます
自分で書いたツキコイ話をPixivで公開しています
ねこマークの拍手ボタンを「読んだよ」くらいの気持ちで押していただけると嬉しい

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30