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蜻蛉玉ブログ

二次創作についてと行きすぎた萌え語り

310話

壮絶だった
尾担じゃないけど喪失感がかなりある

自決というのがつらい
死ぬなら戦って死んでほしかった
なんでスパイになったのかキロちゃんと組んだのか
中尉に寄ったのか何も明かされてないままやん……

最期にゆうさくさんの顔が出るのは衆目の一致するところだったけど
悪霊寄りの幻影じゃなくて記憶の中で思い切り笑って「兄様!」と呼ぶのが
最初で最後の顔出しになるのだと思ってたよ

スッギに似すぎ
ホチキス眉はどこへ
花沢の遺伝子はゆうさくさんには入ってないの

「兄様」じゃなくて今回「兄さま」だったから
記憶のゆうさくさん(真)ではなく幻影(偽)なのではと思ってしまった
指でバッテンしてる可愛いゆうさくさんとのギャップがありすぎるし
そりゃ菊さんも仲良しと勘違いするわ
ここの場面で何を話してたのか気になりすぎる

軍曹にとってのいごちゃんと同じように己の感情に向き合えた時に顔が出る
と思っていたけど こういう感じじゃなくて…
錯乱せずに冷静に自分と向き合って
無条件に愛してくれたゆうさくさんを思い出して
親があんなだったからグレてしまったけど
欲しい物をくれた人間はいたんだなと後悔しつつ納得してほしかった

オガタが天から与えられた役目ってなんだったのだろう
戦場においては射撃の腕によって同胞の命を救った
茨戸で新平を助けた
樺太ではヴァシリを退けてリパさんたちを守った
罪のない人をたくさん殺しはしたが救った命もある

たとえば少尉なら軍曹に己の人生を自分で選択させること
先生ならリパさんを守った
とかそういう解釈もできるけど
メタ的に明確な役目を持たせるほうが難しい
たとえば二階堂の場合はと考えてもぱっと浮かばないし
土方さんなら逆に成したことが多くてわからんし

命の使い道を自覚して死ぬキャラとそうでないキャラがいて
オガタは後者だったからそれを残念に思う

単行本でめっちゃ修正きそう

尾担の友人は消化不良で受け止められないと沈んでいる
リパさんの顔を見るのも辛いようだ
とうらぶの兼定も見られないらしい

わかる
どんなに見事な死に様を与えられても
「死んでいない」ことに勝ることはない

汽車から落ちたオガタを執念で追ってきたヴァシリが助けて九死に一生を得るとか
死体がどうしても見つからないとか
そういうエンドに期待したい

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