今週は本誌がない
ここで基本に立ち返り 少尉殿の初登場回を見直してみたい(脈絡ゼロ)
98話「薩摩隼人」である
タイトルが少尉殿だ そこからしてすごい 少尉回なのだ
ちなみに97話で「小樽の鶴見中尉へ連絡しろ」と言った顎髭のモブの人
あれ? これ3巻で杉元が捕まった時にいた人じゃない?と思ったら微妙に違った
この人が電話したのもファインプレー ヨシペロしなくちゃ
さて98話に戻って 鶴見中尉が「鯉登少尉を向かわせろ」と言った
この時点ではあんなにファンキーな男子だとは誰も知らなかったし
軍曹といい仲で将来を誓い合ってるとか全然気付かなかった
この場に派遣されるなんて普通に考えてめっちゃ有能な人に違いない と思ったのみ
そして貴重な軍帽姿の背中だけを読者に見せて
あとは軍帽脱ぎっぱなしとなった少尉殿は
相手は聯隊長だというのに 呼ばれてもないのに勝手に入っていき
「なに勝手に中尉の言いつけ破ってんの?」とズバッと言ってしまう
「戻れ!!」と命令されたのにまるっと無視して 偽物見破り作戦決行 そして勝手に殺す
余談だが 淀川中佐が「舐め腐りおって」と言っている
少尉殿も 樺太でスチェンカして中佐と同じセリフを言うことになろうとは
そして撃ったスケキヨと一緒に旅行することになろうとは
夢にも思わなかっただろう 読者だってそうである
さて尾形が「鶴見中尉お気に入りの薩摩隼人」と言った
これについて「何をもって気に入られているのか」が議論され
・顔
・自顕流
・忠誠心
・ホモ
の好きなの選べ ということになったが
答えは
「聯隊長相手に1ミリも遠慮せず やりたい放題やれる神経」なんじゃないだろうか
もし旭川に軍曹がいたとして 実力十分にしても聯隊長にズケズケは言いづらそうだ
中尉の次に偉いのは少尉だから 派遣されたのだろうが
とはいえ士官学校出たてのくせに 聯隊長の命令無視とか度胸ありすぎ神経太すぎ
それを中尉が認識するに至った過去エピソード に期待します
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