とある二次漫画を読んだ友人が言った
「中尉がいいひとすぎる」
例えばツキコイの恋路を見守る中尉とか ツルエドの中尉とかは だいたい優しい
度量の広さを静かに見せつける
そういう素敵中尉 好きです
新刊では ツキコイの仲を察知してそれを裂こうとする中尉 を考えた
サンプルを読んでくださった方から 中尉が腹黒い という評をいただいた
まあそうなんですが 自分にとっては普通の中尉で平常運転
中尉は嘘を並べて 少尉をミスリードしたわけであるが
少尉は「中尉の掴んでいる情報が誤っている可能性」については考えが及んでも
「中尉が嘘をついて自分を騙そうとしている可能性」には全く思いもよらないのである
軍曹との仲にとっくに気付かれていることもわかっていないし
何よりめっちゃ尊敬して信奉しているからだ
反対に軍曹は 一瞬で中尉の意図を理解して何が起こったのかを察知する
少尉との仲に中尉が気付くだろうことも 想定の範囲内
だが それを少尉に告げることはできない
中尉が自分を罠にはめようとしたなどと知ったら 少尉はショックを受ける
そう考えるから 真実は伝えられない
これが中尉に心酔する別の人間だったら「目を覚ませ」とか言うかもしれないが
少尉にはそれができない 愛すればこそそうなる
そして 軍曹がそう考えることまで 中尉は計算ずみである
こんな感じです
話のオチがまだモヤっとしているので これから考えないといけない……orz
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