既刊その1 すなわち最初の本が売り切れました
ありがとうございました!
既刊は少部数を何度も刷った己のバカさ加減の象徴であり 考えると胸が痛くなる
今回も 売れ残るだろうから11月のイベントに持っていけばちょうどいいや!
とか思ってたらなくなってしまった もうどうすればいいのかわからない
家がもっと広けりゃもっと刷ったのに(定期)
アニメ2期でまた人口が増えたら 欲しいと仰ってくださる方が出るかもしれないし
しかし素敵な小説本もたくさん出て 逆にこちらの需要はなくなる可能性もある
新刊を出す時に 既刊を全部刷り増すとしたら ネコポスで送れなくなる
書店委託……とか考えてると頭痛がしてきた
8/19にインテとユーカラがありますね
そこに出張が入ってたからハイハイ無理無理 だったのに
いきなり出張が7月末に変更になった
ユーカラ出られるかな…とちょっと考えてしまった
しかしイベント当日は空いても 7月末に出張が移ったということは
作業する時間がなくなるということなので非常に厳しい
おまけに連休も出張 同行者がいるので一人で作業とか絶対無理
そのうえ平日の夜に飲み会とか入れてくるんじゃねぇよ同じ部署の後輩!!
閑話休題
脳内にある自CPを 自分の好きに組み立てた細かいところまでオーダーメイドの描写で読みたい
ということを言っている方がいて首ぶんもげるほど同意した
自分もそうです
「羊と鋼の森」という本屋大賞受賞作を読んだ
調律師の青年の成長物語で 特にヤマもオチもない だがそこがいい
ピアノの調律がいかに繊細な作業かというのが書かれており
納得いく仕上がりを得るまで何時間でもピアノをいじりたおすのである
プロの仕事にたとえるのはおこがましいが
自分も おのれの納得いく文章になるまでいじりたおす
助詞ひとつでニュアンスが変わるので入れては変える
あるセリフをキャラAに言わせるかBに言わせるか
「」でくくるか 地の文として扱うか
書いては消す 並び替える
大勢に影響はないし 誰もそんな細かいことを気にしないに違いない
でも100%自分好みの音になるまで 弦とペダルの調整を続けるのである
これをWord上でやった後に縦書きにしてプリントし100回読む
同じ単語が漢字と仮名で混在していたりするのを統一する 重複表現を変更する
などなどで赤字を大量に入れる 柱を入れるのに四苦八苦してやっと入稿
「蝶は籠の中」が9割できたので
色気を出してユーカラに手持ち搬入できる日程で印刷所を予約してみたものの
……つらつら作業工程を書いていたら 出せる気が全くしない
前日談はこれから書くし
おとなしく9月頃に通販してる可能性99%です……
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