新潟にスキーに来ている
宿の食事に刺身が出た
そこに黒くてぷるぷるした物体が
まさかこれは……と恐る恐る尋ねたら
「海草でできたもので……」
えごねりでした
半ばトラウマになりつつあるえごねり
しかし出された料理を残すなど絶許
苦虫を噛み潰しながら美味しくいただいたが
この宿には刺客がいるのかもしれない
昼間だらっと滑りながら
少尉殿がスキーで颯爽と敵を追う展開とか来ないかな
運動神経抜群に違いないからスキーも上手いはず カッコよすぎる
これ以上少尉担が増えたら日本沈没
と妄想していたら同行者がコケていた
助けるのに斜面を上がるのはしんどい
再び滑降しつつ
精神的であれ物理的であれ少尉殿を傷つけるのは嫌だ
軍曹であっても絶許だし軍曹がそんなことするのが一番悲しい
そういう趣味思考にも触れたくはない
と苛々しているうちに同行者がコケていた
前より距離があり助けるのに(ry
また滑り降りながら
ゲスの極み乙女の「オトナチック」は少尉を連想させるが
大人になりきれないモヤモヤ という曲だから
明治の20代前半なんて立派な大人なのに平成の尺度で考えるのは申し訳ないな
などと考えていたら同行者がコケており
距離がありすぎて助けるのは諦めて見守った
明日もこんな感じでやる気なく滑って帰る
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