エロが不得手だ
自分がほとんどエロを読まない、というのも原因のひとつだと思う
少尉単体萌えの時にまずpixivで探したのは、絵と全年齢向けの小説だった
エロ書いてるくせに説得力の欠片もないと思うが
私が求めているのは、二人が一緒に何か食べてたり、話しながら笑ってたり という
ほのぼのとした可愛らしい姿なのだ
隣に座ってニコニコしてる、という姿が見たいです……ノッダ先生……
だから
初めて書いたエロでも、濡れ場より事後に少尉が軍曹に対してキレるところのほうが好きだったりする
いま同時進行で書いている3つのうちのひとつがエロだが
うぉぉぉエロが書きたい! という気持ちになったのではなく
エロの絡む話を思いついたから書こう、どうせなら濡れ場はエロくしよう、というくらいである
エロは難しい
よくあんな低クオリティのエロ本を出したものだと思うと恥ずかしくて転げ回りたくなる
恋愛の始まりはいくらでもパターンがあるが、エロはやることがひとつしかない
新しいことを追い求めると、ノーマルを逸脱してしまう
脳内の二人は特殊性癖の持ち主ではないし、良識があって品もあるから
他人に見られる危険性のあるところでいかがわしい行為に及んだりはしない
同じ行為を複数回、キャラの特性を保ったまま重複しない表現で萌えるように書く
というのは自分には至難の業だ
ものすごく手間暇がかかる それでもできてねぇ
エロパートを書き終えたら「ふう、やっと終わった」と心底おもう
(そして推敲という地獄のような作業に入る)
それなら1回で済ませればいいものの
2回はやらせてあげないと軍曹がかわいそう 若者(by 尾形 in 江渡貝邸)なんだし
という謎の思いやりで自分の首を締めてしまう
あまりエロを求めていない自分ではあるが
エロは二人のイチャコラの極限の姿であり、愛し合っているという証に他ならないので
それを感じることができるのは素晴らしいと思っている
原作軸で添い遂げさせるのには困難さを感じるけれども
自作のエロは何も考えずに二人が付き合っているし(付き合うことになった、も含む)
ひとつ下品なことをいうと
鯉ちゃんが泣きながらやられているという図は好きだ
ただしそれは相手が軍曹一択で
泣いている理由も
痛いか気持ちいいかその両方かの実質一択
そこに愛はあるのか ということなのだ
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