忍者ブログ

蜻蛉玉ブログ

二次創作についてと行きすぎた萌え語り

断捨離中

つらいです

何がって引っ越し

今より広くてキレイなところに引っ越すので当然家賃も上がるんですが
地元のマイルドヤンキーに言わせると
今だって狭くないじゃん? なんで家賃の高いとこに越すの?
買ったほうがよくない?

ほっといてくれ
地方出身の自分にとってはここはウサギ小屋なんだよ
いずれ地元に帰るから買いたくないんだ
というか物を捨てられない性格なんだ
二次関係の本とイベント用の布とかスタンドとかで段ボール3箱あるし
7年前に別ジャンルのイベでもらったノベルティとかまだあったし

絶賛断捨離中です

もう来週には移動なんですけど荷造りが終わる気しない
仕事中と寝る時に妄想するのだけがたのしい

私の脳内では
二人が出張の合間に田舎の大きな木の下で
他愛ない話をしながらつかの間の楽しい時間を過ごしており
うとうとしちゃう少尉を見て膝を貸したくなる軍曹
一緒にいるのが楽しいから少尉がいずれ立派な指揮官になると同時に
いずれは結婚することを考えて寂しくなってしまう
(二人はノンケだし付き合ってません)

自分の弱いこころも断捨離できるといいのにね(はぁ?)

拍手

PR

原稿終わった

アンソロの原稿が終わりました

年末には9割9分できていて友人にみてもらって
そこからずっと直していた
つい最近とんでもない間違いが発覚して青くなったり
表現を修正しだすとキリがないのでもう終わりにした
コメントカットはアナログで作ったけど10回くらい書き直した

アンソロは夢だったのでうれしくてありがたくて自分が萌える話を全力で書いた
けれど読んだ方が同じように萌えてくれるかは未知数
そこ考えると胃が痛い

今にして思えばそれ用のライトに萌える話を作れればよかったんだろうが
そういう能力がない
ノンケ縛りのせいだろう妄想がさくさく浮かばないんである
すでに脳にあるものを形にすることしかできない…うまく言えない
気がつけばめちゃくちゃに思い入れのあるものになってしまった

全力がこの程度かよと思われるとか考えると本当に胃が痛いんですが
え? 片手間で書いたよ? なんてスカした態度もとれません
5月お手にとってくださるとありがたいです

拍手

192話 エンカウントあり

今週は亜港の近代的な病院のベッドに軍曹が寝ていて
ベッドサイドで鯉ちゃんが心配している
という萌える絵面を予想していたけど現実は厳しかった

近辺の村でガンソクと別れちゃったけどいいの?
病院いかなくていいの?
ここで自力で歩けるようになるまでいるの?
タニガキが背負うの?

鯉ちゃんが着ているのは毛皮かな
とりあえず血だらけの軍装解いて手当してこれだとしたら可愛い
スッギはオガタの話を聞く気はあるんだな

こないだ
血ヘドはいてのたうち回った軍曹過去編から1年経ったなぁ
なんて思い出してたらこれだよ いごちゃんとエンカウントだよ

生きてることさえわかれば
というのは確実にいごちゃんの件についての軍曹の心境
奉天での中尉の話を信じることはできず彼女の生死の真相は藪の中で
普段はともかくそこに思いを馳せたときには真っ暗な底にいる感覚に陥る
てことですかね…

収監されている時に会いに来た中尉が彼女は生きてると話した時に
それは普通に信じたんだと思われるから生死がわからないという状況ではない
奉天で精神乱高下した結果 洞窟みたいな瞳の そうですか というのは
彼女に関してはもう何が真実かわからないという諦めであり
考えても仕方ないから
死んでいった者たちのためにも と前を向いた
過去との決別というより過去を想うことへの決別で髪を捨てた

全然忘れてないじゃないよ
いごちゃん再登場あるか…本人が出なくても生存を何かで確認するくらいの
中尉の言葉どおりに生きて幸せになってると私は期待しているけれど
それを知った時に軍曹は心から笑うのかもしれない
でもねぇ…そうじゃなくて現状に幸せを見出して笑えるようになってほしいなぁ

スヴェ子よ貴様の役目は何だったんだソフィアとも再会してないし
・軍曹をキレさせてタニガキとキロちゃんの対決のきっかけを作った
・いごちゃんのことを思い出させた
成り上がるってキリッとしてたのはよかったよ

まさか言葉も通じなさそうなガンソクと大冒険て
ボディガードとしては鉄壁だしそれも考えて一緒に行けと言ったなら軍曹は優しい
また強盗してるようにしか見えんけど
めっちゃ読みたいので紅子先輩のその後も一緒にスピンオフやってほしい

前後するけど新キャラの人たち
アラコがアリコになってた
自分たちが手足失って命のやり取りをしてきたのにぬくぬくしてやがった的な
二階堂の台詞とそれをやんわりとしか諌めないウサミによって
全裸登場の方々とは一枚岩じゃない感が出てきた
戦争からこのかたずっとここにいるのなら
金塊のことを知ってるのかわからないけど
知ってるとしたらアリコ一等卒は殺されたアイヌの縁者だったりするのだろうか
リパさんみたいに金塊見つけて仇をとろうとしてる感じで
トニさんがいきなり出てきてびびった

スッギが金塊を探す目的がもはやリパさんの解放になってしまっている
キロちゃんの死を目の当たりにして
個人の幸せを捨てた生き方がなおのこと嫌になったのだろうか
父の遺志を聞いたらリパさんは民族のために頑張ろうとしてしまうだろうし
中尉は軍事政権つくるのに誰かを神輿として担ぐなんてことはしないもんね
スッギは200円もらって金塊争奪戦終わらせればそれでいいんだ
利害が一致して 師団+杉元 vs 土方組 になるのか
前者が強すぎて話が終わりそう

拍手

あれから1年

気がついたら1年が経過していた
血ヘド吐いてのたうち回った軍曹過去編が本誌掲載されてから

ショックのあまり会社の昼休みに同僚の前で泣いた
その同僚はかつて一次小説でコミティアに出ていた猛者
私がよくわからないことを質問するたび
二次のことは全くわかりませんが友人が某ジャンルの漫画大手なので聞いてみます
と本当に問い合わせてくれるという大変な人格者である

だいぶ前に「クレムリン」というマイナー漫画を誰も知らないからと強引に勧めたところ
「あきまるさんの心の慰めになれるかはわかりませんが読んでみます」
と読んでくれてカレー沢作品にどハマりしてくれたとてもいい人である
リアルで私が二次をやっていることを知っている世界でたった2人のうちの1人だ

こんな重い過去があったのにラブラブ本なんて出していいのかオロロと取り乱す私に
二次には夢を求めるもんですからお通夜で紅白饅頭配ったっていいんですよと言って
慰めてくれたのでこの人には頭が上がらない

オンでも頭がおかしいのが明るみに出て心配されまくった
面倒をみてくれた方には足を向けて寝られない

あれから1年

15巻加筆で軍曹が髪の毛を捨てた
過去との決別を表すことは間違いない
ツキコイの激増はこのことにも後押しされたと思う

この件につきある方が
手放したのはいごちゃんとの未来
彼女のことが頭をよぎってもそれは先に繋がらない過去
と仰っていて的確だと思った

ならばその過去とは
風化して現在の軍曹の感情を動かすものではないのか
というと私の答えはノーだ
いごちゃんのことは絶対に忘れてない

正直もうしあげて軍曹がいま死んだらいごちゃんの幻影がくると思う
ずっと先に軍曹本人が自分の生というものを楽しむことができるようになれば
その時こそ佐渡でのことは振り返らずにすむ過去となり
いごちゃんの幻影の大きさは鯉ちゃんや師団の仲間と同じになるのかもしれない

という認識でいるので
原作軸妄想のツキコイはどうしても軍曹のなかのいごちゃんとの戦いになる
1年たって敵はアルテマウェポンより少しは倒しやすくなったけど
もうエンカウントなしにすればいいんだがそうもいかない解釈という名の厄介者よ

拍手

拍手返信34



さん メッセージありがとうございました!!
その節はお世話になりました

そちらもお引越しなんですね
こちらは15年ぶりの引っ越しでドタバタです
繁忙期なので引越し業者に足もと見られて凄い額を提示されて絶句
その半額以下でやってくれる次の業者に決めました
(最初の業者とグルだったんじゃないかとすら思える)
徒歩5分なので細かいものは自分でなんとかしますが絶賛断捨離中です
問題は他人様の薄い本より自分の在庫です

着々と進められている印象だったのでびっくりしました
引っ越し準備しながら何かをやるって難しいですよね…ウゥ
無理なくがんばってください!! ほんとに!!!
構ってくださりありがとうございました!!!!

拍手

191話 樺太編終了

昔の仲間を除けばキロちゃんと一番長くいたのはシライシだよねぇ
キロちゃんの印象はいつも飄々としてる感じだったんだけども
シライシが感じ取った彼の本質が「真面目すぎる」だったんだな…
コタンで妻子と一緒にささやかな幸せを守って暮らすという生き方もあったのに
若い頃の理想を捨てられなくてそこに命をかけた ウイルクを殺してまで
葛藤も少なからずあったろうが すべてを知るのはソフィアだけになってしまった

裏切られたり命のやり取りをしたりした相手であっても
目的に殉じて死んだ人間をここにいる全員が悼む気持ちでいるような雰囲気がいい
埋葬の方法もシライシがキロちゃんの心を汲んで決めるって泣ける

タニガキから伝えられたマッさんの話はリパさんにとっては辛いだろうから
アイヌを殺したのは自分じゃないというアチャの言葉が伝わって本当によかった

しかし近くにいるんだからいま探そうよソフィア!
北海道まで来るなんて本人は頑丈そうだけど大変すぎるだろ

アシリパとやら と呼びかけて指示を出す少尉殿カッコいいじゃないよ
初対面でナメられる…に笑ってしまったけど
リパさんはいきなり他人をナメたりしないだろう多分こんな感じ

誰!?→なんか偉そうだけどかなり若い→怪我した人の心配して面倒みてる
→いい人っぽい→スッギとも一緒にいたんだし大丈夫だろう→ちょっと見てくる

さて今回のメインイベント
公式は公式 二次は二次 だと分けて考える派ですがテンション上がった

立っているのがやっとのほどの傷なのに少尉殿が心配で体力を振り絞って追ってきたんですね
軍曹の様子がおかしいと気づくたびにΣ(゚Д゚)となる少尉殿もめちゃくちゃ心配してますよね

いいね!!!!!!!(10,000,000,000,000,000,000,000,000回)

ミトンの手で軍曹を支える少尉殿かわいい
苦しそうな軍曹の表情もたいへんよろしい
焦りまくって急いで亜港にという軍曹思いの少尉に激萌え
タニガキだって無傷じゃないから背負えるかって確認するのもいい
腕をやられてなけりゃ自分で背負ったに違いない

ここでガンソクってさすが神!!!!
スチェンカした意味があった 出会っておいてよかった
でかくて無傷で頑丈でトラが来たって倒してくれるだろう安心感すごい
小さくたって筋肉みっしりだから重いのに
軽々と姫抱っこされて死んだ顔の軍曹が可愛すぎる
日本に戻ってきたら殺す とか今度会ったら容赦しないレベルのこと言った相手に
運ばれてるんだもんなぁ
少尉だって自分が怪我してなければこいつに頼らなかったのに とでも言いたげなジト目で見ている

どういうやり取りがあったんだろう
鯉「ツキシマが重傷なのだ!! 見逃してやったのだからお前が亜港まで運べッ!!」
岩「お安い御用ッ☆」
あるいは
岩「私が運びますよッ☆」
鯉「(手など借りたくないが他に運べる人間がいないしツキシマのためだから仕方がない)……これで貸し借りなしだぞ」

いずれにしてもナイス判断 最高です有能上官殿
ぶっ飛んだ軍帽も回収されてるし軍曹は大丈夫
オガタも死なないだろ

スッギ大好きなガンソクだけど軍曹にも懐いて
鯉ちゃんにキーキー言われたりしてもかわいい

さて北海道に戻ってこれからどうする
何かを思い出した件については軍曹も少尉も聞いてるんだし
中尉をごまかすわけにもいかない
スッギも気づいてることがあるとか言っちゃってるしなぁ
マッさんもいるし途中で逃げるとかもなさそうだよね
かといって師団と手を組みっぱなしというのもないだろう

そして新キャラが全裸で登場
特務曹長ってことは少尉と軍曹の間の人だ
怪我で離脱してたということだが
戦争で負った怪我なら中尉も軍曹も治ってるんだし時間かかりすぎか
津山の時にやられたとかかな

悪そうだ…腹に一物ありそうな顔だ……
いやゴカムの場合は顔で判断したら駄目だけど…こう見えてすごい中尉信者かもしれんし
名前のある一等卒も出てきた
造反組だって全員名前ありですぐ死んでしまってるから
メインキャラになるかはわからないけども
二階堂が元気そうでよかったけどもウサミは何をやってるんだ
そしてノッダ神はこれほどまでに局部を描きたいのか

天狗はトニさんだろうから土方組の話がしばらく続くのかもしれない
ツキコイは軍曹療養に伴い当分は出番なしの可能性
軍曹を置いて先に報告に帰るとかしなさそうだなぁ鯉ちゃんは
かといって立場上タニガキに任せるというのも難しそうだけど
亜港まで迎えに来てもらえるといいね

ともあれ出ずっぱりだった先遣隊お疲れさまでした
もっと大人数あるいはトラとかの自然の脅威と戦うのかと思いきや
樺太編のラスボスはキロちゃんだった
ひとりで軍曹少尉タニガキに重傷負わせるなんて何という戦闘力だったんだ
マキリは置いていかれたけども何か形見が奥さんに渡ることを祈る

結局は大義名分とか地位とか身分じゃなくて人間力なんだよなぁ
樺太の流氷の上なんていう法律とか道徳とかの拘束力が弱いところで
助けるか殺すか手厚く葬るか捨てるか協力するかしないかなんてのは
その人がどう生きてどう他人に接してきたかという人柄が決めさせるのだろう
キロちゃんしかり軍曹しかり
何かに誠実であって誰かを真剣に愛していれば最期くらいは悲惨なことにはならないよっていう
人生への夢を見てしまったよ

拍手

遊んでないで

USBが見つかって気が抜けました
しかし地球の自転は待ってくれない
自宅から徒歩5分のところに引っ越すことになったけどもう1ヶ月ないし
アンソロの見直ししてたら赤字が入る入る
今さら軍人の一人称とか軍服の色とか調べてるのこれ何回目だよ



こういうのってフォトショとかで作ってらっしゃるのかと思ってたら
親切な方がジェネレーターの存在を教えてくださってですね

早速やってみました



正しい主張の仕方だって誉めてもらえたよイエーイ


調子に乗って主張してみた



無限に遊べるなぁ(それどころじゃない)

拍手

拍手返信33

USBありました!!!!
おっしゃるとおりありました!!!!

会社の変なとこに落ちてました
なんで会社に来た時にそこを見なかった自分……
速攻でバックアップとりました

複数を平行して進めているので書きかけの話がいくつもあって
確認したらこんなこと書いてたんだーって…全然おぼえてなかったんですよ
読めば萌えましたから失くさなくてよかったです

カバンに入っている他のものは大抵どうでもよくて
財布を失くしたほうがまだマシだったわとか
この世の終わりみたいになってたので
それならバックアップしとけという話なのですが

励ましてくださりありがとうございました!!!!
拝見したのはUSBが見つかる前だったのでものすごく救われました
郵便局の区分機を止めたというのがどんな状況で何をなくされたのか
めちゃくちゃ気になりますが

温かいお言葉ありがとうございました
めっちゃ嬉しかったです!!!!

拍手

web拍手返信18

本をお手にとってくださりありがとうございました!

肴は炙ったイカでいい
フォローは無言のほうがいい
声はいきなりかけるもの

私もフォロー時の挨拶はしませんし話しかけていいですかとは聞きません
うちの社長はそれを聞けと言うのだがそれを聞くタイミングをどうすりゃいいの

お金を出してまで本を買ってくださるというのは本当に嬉しいんですよ!!
おまけに泣いてくださってめちゃくちゃ嬉しいです!
駅で別れるところは一番最初に自分でも泣きながら書いたので……
自分が盛り上がったところで感情が動いてくださるとウヒョー! という感じで
もういいか死んでも…と思える

温かいお言葉ありがとうございました!
USBなくしたところだったので沁みました
おかげさまで生きることができます…

拍手

USBなくした

書きかけの原稿とか全部のデータを入れたUSBを紛失した
バックアップとってなかった自分をぶん殴るべき

会社からカバンに入れて帰宅してそのカバンを持って食事に行き
戻ってきてしばらくして使おうとカバンを見たらない
必死で探して会社にも見に行って
食事した店にも電車の落とし物センターにも問い合わせたがない
家で出した覚えはないけどどこかに転がっていてほしい頼む

アンソロの話は半分くらいデータが残っていてプリントアウトしたのがあるので
新たに打ち込めばなんとかなるけど他の書きかけが全部とんだのがつらい

自分の場合は冒頭から書いていくということはなくて
最も萌える盛り上がるところを書いてつなげていくというやり方をしているので
書きかけであればあるほど濃縮された萌えのエッセンスなんですが
それが全部蒸発

話の流れは頭の中にあっても
妄想した瞬間に激萌えして書いた文と同じものはもう出てこないし
割と最近書いたものは細部まで記憶しているとはいえ
まったく同じことを2回やるのは気持ちがしんどい
せっかく作ったラブラブツキコイの世界が消滅してしまった
悲しくて泣いた

家が燃えて更地になった
一からやり直すしかない

やり直すエネルギーがないからもうおしまい
と沼からあっさり出られるほど浅いところにいるんならこんなに悲しくないのに

拍手

190話 理想のために

キロちゃんが死んだ

首を刺されたと思ったら手で受け止めてて少尉の胸を刺し返すというタフさ
いま殺し合ってる若者だって10年前までは子供で5年前までは少年だったんだが
そんな考えには蓋をして前に進まないと理想は達成できない

「天から役目なしに降ろされた物はひとつもない」
最後の回想で全然見たことのない子供たちがいて? となったが
どこへ行っても子供たちに目が向くほど子供が好きで
子供たちの明日 子供たちの未来のために
「俺たち」民族の理想を追いかけることが天からの役目だったのか

最後に想ったのが奥さんと自分の子供でよかった
彼らを置いてまで理想のために生きたのだとしても
キロちゃん個人としての家族への想いがそこにあってほしい

その後にソフィアが来ちゃった
呼ぶのが初恋の女性の名前だなんて自分が嫁ならしばき倒したくなるが
もしここに奥さんがいたとしたら
夫の頭を膝に乗せて仕方ないわねって言ってくれるほどの女性なのかもしれない
家を出てきたときの奥さんへの信頼はものすごかったから

リパさんが間に合ってよかった
リパさんは賢いからキロちゃんの覚悟を知っていて
本当は思い出してなくても嘘を言うくらいのことはするかもしれない

ただ民族のためとはいえ父親を殺されたことを納得しろなんてのは酷すぎる
リパさんはオガタから頼りにしていたキロちゃんへの不信を
植え付けられたうえに答えを聞くことができなかった

アチャを殺したのは自分だなんて言うのはキツイ
その前に生命が尽きたのはキロちゃんにとってはよかったのかもしれないが
リパさんはかわいそうだ
スッギと出会えた後のことで本当によかったし
何を考えているのかわからないスッギの無表情には
きっとリパさんを適切に導いてくれるだろうと期待せざるをえない
ソフィアは手紙とかで全容を聞かされてるんだろうなぁ

ずっと一緒に行動してたシライシが切ない
気のいい仲間だったもんなぁ…

スチェンカとかバーニャとかこんな重い場面にコミカル入れてくるのがさすが神
オガタすらやられるってロシア人すごいな
先遣隊が来た時に日本人がスチェンカしに来たよって誰も言わなかったの
シライシは刺青丸出しにしてたのに

さて冒頭の戦闘シーンに戻ります
首を刺して勝ったかと思いきや止められてクソッという表情の少尉
爆弾を斬り飛ばされたときのキロちゃんの悔しそうな顔と対になってていい

少尉の胸にめり込む刃がめっちゃ痛そうでぎえええとなったが
部下たちが駆けつけてくれてた胸熱!!!!
重傷者ばかりなのに全員よく動き回っていられるな
軍曹があっさり復活してて驚いた スヴェ子はどうした

ねぇ二人とも見た? 聞いてた?
よくも私の部下たちをッ
とあなたたちのために少尉殿が激怒して戦ってたんですよ
上官殿の勇姿を脳裏に焼き付けていただきたい
特に軍曹は鯉ちゃんのいいところを見逃しがちだから

今回の少尉は
爆弾を認めたときのコマ以外ぜんぶイケメンじゃないのである
流血しながら必死で戦う少尉の御尊顔は美形には描かれていない
綺麗じゃない でもすごくカッコいい そこがいい
ボンボンと揶揄されるイケメンが頭脳と身体能力の限界まで出し切って
鼻血出しながら必死で命のやり取りをする しかも部下のため
これを尊いと言わずしてどうする

心配そうな軍曹に手出し無用と言う
お互いに動けてるから 大丈夫かとまでは聞かない 無駄なことは言わない
超カッコいい

飛んでくる爆弾を斬って捨てるとかゴエモンかよ少尉殿
動いている物を正確に斬るのはとても難しい
クレー射撃とかとんでもない動体視力が必要だそうだ
自分は止まっている物を撃つスポーツをやっていたことがあるが照準器があっても難しい
身体能力と鍛錬の賜物
これで軍曹を守ったので庇ってもらったお返しができたよね

軍曹少尉はリパさんと初対面 シライシとオガタとは久しぶり
これからどうなる
ソフィアがキロちゃんの死を知って激怒したときに
スヴェ子が先遣隊との間を取り持ってくれるんだろう
それが天から降ろされた貴様の役目だ
さっさと来てくれ
少尉がソフィアにはっ倒される前に

ついにメインキャラが死んだ
網走で揉み合った時にキロちゃんもマッさんも人を騙してはいたけど
目的は純粋だったからただ悪だとは思えなかった
ただの悪い人なんてメインキャラにはいないのである

今後はそういうキャラも死ぬことがある
結末に向かって動きはじめた物語の宿命とはいえツラい

拍手

汽車とかイベントとか

ちょっと下品な話をします
自分はよく少尉を汽車に乗せる
(北海道の鉄道の本を買いました重宝してます)

二人が汽車で遠くまで行く
そこで少尉が
北海道に来た時は長く汽車に乗りすぎてケツが痛くなった
と軍曹に話すわけです
それをふんふんと軍曹は聞いてるんですけどね

近い将来に自分が少尉のケツを物理的に痛くするなんていうことを
このとき軍曹は思いもしなかった―完

しょうもなっ

旭川捏造話に何かおかしなところがあったなら教えてください
あんまり萌えなくて申し訳ないですが続き楽しみとかいってくれる仏みたいな方がいた
ありがとう生きる

さて大阪のイベントに出てみたかったんですが
8月の黄金の暗号に行けそうな光明がさしてきた
実家は西にあるし売り子友人も新幹線に乗らなくていいし

5月のイベントはもともと厳しくて
しかもいきなり引っ越すことになったので
色々な奇跡が重なって参加できてもいいとこコピー本しか作れない
サークル申し込みしても最悪欠席になる
そうこうしてるうちに満了しそうだ

拍手

旭川上空四百メートル

CP要素0.000001%くらいの話を投稿しました

少尉が初登場前に旭川で何をしていたか
・小樽に連れて行ってもらえなくてごねたり
・一度すでに飛行船に乗っていたり
・シライシを引見して色々と話していたり
ということを偽犬童が来た時に部屋にいた髭の上等兵が回想したり見聞きする話

この人が軍曹のいない間に代わりに補佐をしていたということも含めて捏造満載です

第2章オガタ視点
第3章少尉視点
で続く予定……予定は未定……

最後の最後に軍曹が出てくる予定でそこでもCP要素薄いですが
続きに位置する話があってさらにそのだいぶ先でがっつりツキコイになるのでタグをつけています
色々と無茶なところもあってすみません…本当すみません
ご興味あるかたよろしくお願いいたします

拍手

189話 追記

軍曹が心配で元気が出ない
旭川の話を書いて逃避している
生存が確定したら いやーツキコイ回だったっすねっ!! とニヤニヤしますけども

ちょっと追記

鯉ちゃんは旅の中で成長したのではなくて
もともとああいう人だったんだと思っている

100億回言うが普段はかわいい小学生男子でも
いざとなったらスイッチ切り替わるんだよそういう人いるじゃん
中尉の前ではおかしくなっちゃうしスッギとケンカもするけど
根本は帝国陸軍の将校なわけです
士官学校がどれだけ厳しいところか本で得た知識しかないけど
そこを経てきた人がただの甘ったれなわけない

タニガキのことはタニガキ一等卒って呼んでたし
(オガタは造反したからフルネーム呼び捨て)
己の下に属する者として扱う
橇から降りろと命じる代わりにお礼参りはする
だからタニガキのタメ語は単行本修正が入るんじゃないでしょうか

坂の上の雲かなにかで見たんだけど
戦争では銃弾以上に命が消費されたという表現
鯉ちゃんはその世界を知らない

そこを経験していたならば
戦いの中での部下の負傷をやむなしと諦める気持ちが
少しは生まれたかもしれない

でもそれを仕方ないと思えなくてキレちゃったんじゃないか
二人とも鯉ちゃんにとっては手駒ではなく大事な部下なのだ

ましてや自分の過失で軍曹が自分を庇って重傷
自分が何とかしなきゃと思うのは当然
そこで冷静になって制止を聞くことができないのが若さであり少尉の青さであるが
衝動的に敵にまっしぐらというのも彼にしかできないことで
稲妻編しかり
軽率に見える行動の中から突破口を開くのが彼なんじゃないでしょうか

とか考えていたら恐ろしい可能性に気づいた
軍曹もオガタも氷の上に寝転されたままで
次号いきなり少尉過去編が来たらどないしょう
来るならこのタイミングじゃないか
どうしようしぬ

震えながら友人にLINEしたら
温泉行ってくる! オガタ思い出して泣くかもしれんけど
という言葉を残して未読
助けてくれ

拍手

189話 守るべきもの

どうしよう 軍曹死んだら どうしよう

本誌を読んですぐ半死半生でオガ担の友人にLINEしたが返事が来ない
今夜0時が怖いわ…また我々オガ担に苦しみが…とか言ってたくせに
燃えたのはこっちだぞ助けてくれ

いやまじで死別とかやめて
軍曹のとこに戻ったらすでに目に光がなくなってたとかやめて
鯉ちゃんが軍曹の手当せずに行ってしまったのは
もう助からないと見做したからだったらどうしよう

朝になって返信が来た
大丈夫 誰も死なへんよ
おがっちゃんすらあれで生きる感じやし軍曹は話せてるから大丈夫
鯉ちゃんは助からないとか判断できるほど冷静じゃないよ

ありがとう友よ
そうだよね軍曹が生きる理由を考えたらこんなにあったよ!

・吹雪だし火薬の勢いが弱かった
・血が凍って止まる
・吹っ飛ばされるのは作中3回目なので慣れてる
・スヴェ子が応急処置しにくる(タニガキの荷物に包帯とかある)
・鯉ちゃんが心配で死ねない
・人気投票3位(メタ発言やめろ)

過去編で軍曹はスッギ(とトラジ)に橇を譲られて助かっている
これが死亡フラグとなり
軍曹は若者(スッギか鯉ちゃん)を救って落命するという展開が来るんじゃないか
という可能性に私は怯えていた
命の使いみちがテーマのひとつとなる本作で
軍曹は明確に「中尉のために使う」と宣言している
その任務を果たす中で若者のために命を使ってしまうんではないかと

しかしそれってベタすぎないか?
フラグなどぶっ壊してくるのがノダ神の神たる所以
命の使いみちなんて個人が納得してりゃそれでいいんだろうけど
他人のために使うにしてもだ
もうちょい自身の幸せや望みを明確に意識した状態で使う
という未来を各キャラに用意してくれてんじゃないか
とか夢見てしまうのである

だからね少尉をかばって死んでる場合じゃないの
鯉ちゃんだって軍曹を死なせたら中尉に叱られるの頑張って!

瞬間的に罠に気がついて咄嗟に鯉ちゃんをかばう軍曹
重傷負いながら鯉ちゃんの怪我を心配する軍曹
それを見てブチ切れる鯉ちゃん

軍曹は鯉ちゃんの能力のみならず人間性をも評価している
というのが私の持論だ
自分の怪我をかえりみず鯉ちゃんの心配をしたのは
ただ補佐官としての役割だからとか軍曹の優しさによるともとれるけど
やはり彼らの間には信頼関係がありお互いを大切な仲間だと考えている
だからこそのあの台詞だと思いたい

そして
ひとりで行くな再び

大丈夫です少尉殿はひとりでいるときこそ本領発揮するから
中尉といると変人
軍曹といると子供
スッギといると小学生男子
ひとりなら大日本帝国陸軍第七師団歩兵第二十七聯隊所属コイトオトノシン少尉殿

鯉ちゃんは普段は軍曹に頼り切っているが
いざとなったら私がツキシマを守ると覚悟している
そのあたりヘイジパパの薫陶をちゃんと受けている
そういう人だと思っていた
だから知ってた

知ってたけど予想の10,000,000,000,000倍カッコよかった
「おぉおのれよくも…私の部下たちをッ」
コイト少尉殿カッコいいセリフ大賞2019「おぉおのれ」が表すこの激怒っぷり
部下たちを ということはタニガキのことも上官として怒ってるんだし
平素から自分の立場を自覚してないと出てこない言葉
これはツキシマの分だなんて胸熱すぎる
部下がやられたら全力で仕返しに行くなんて上官の鑑だろ!!!!
少尉殿にとっては軍曹もタニガキも守るべきものだったのだ

罠を見破れないというのは経験の浅さによるんだろうが
それを補って余りある戦闘能力
軍刀が使えなくなっても徒手空拳で十分強いのはスチェンカで証明ずみ
刃を利き腕で受けて反対の手で相手の腹に刺さってる短刀抜いて首を刺すとか
なんという戦闘巧者 本当に新人ですかあなた
どんだけハイスペックなんだよ そりゃ中尉もスカウトしに来るわ(来てない)
普段は可愛く戦闘時には阿修羅のごとく 完璧すぎてオーディエンス全員死亡
少尉担が増えるからアクキー再販してください

キロちゃんはなぜタニガキにとどめを刺さなかったのか
ほっとけば死ぬと思ったのか
殺しておけばタニガキをやったのバレないし面倒な工作する必要もなかっただろうに
鯉ちゃんを撃つのにも迷いがあったように見える
面識はなくとも外套からして少尉だ追手だってことはわかるんだろうが
マッさんの時も動揺してたしなるべくなら殺したくない人なのかもしれない
手負いだって以上に殺意の強さという点で激怒してる鯉ちゃんのほうが分がある
刺されたら刃物を抜かないほうがいいらしいがよくあれだけ動けるなキロちゃん
今度こそ血が出まくって瀕死になるだろう

アザラシに国民栄誉賞をあげようと思ったら日本じゃなかった
RUSSIAの何かあげてよ 少尉殿の命の恩人いや恩アザラシだぞ

次号「天から役目なしに降ろされた物はひとつもない」
そうだスヴェ子よ軍曹の手当をするんだそれが貴様に天から降ろされた役目
そしたらサンクトペテルブルクでもどこでも行くがいい 許す

まるで公式かと思うほどのツキコイ展開だと友は言うが
軍曹の無事が確認できないと喜べない
あなたを生かすのが私の役目でしたとか言って死ぬとかないわ
二人揃って最終回まで生きててほしい
リアルレモンとかご勘弁
二次歴=少尉殿のゴカム内での活動歴だから今まで自CPの死を体験したことがない
読み専の受けは腐った時にはすでに死んでたし
生存ifが溢れかえっていてむしろ死んだ気がしない
そんな風にどちらかが死んだら転生物が捗るんだろうが考えたくもない
好きキャラの死を見越して二次の心配するとか本末転倒もいいところ

10年後くらいに「あの時はツキシマが死んだかと思って頭に血が上ったぞ」
「私のほうこそ少尉殿が一人で行ってしまって心配で死ぬどころじゃなかったです」
とか言い合って笑うんでしょ知ってる

知ってるから!!!!

拍手

本誌読んだ

どうしたらええんじゃぁぁぁ!!!!!!!!!

死別だけはやめてお願い

二人とも思ってたとおりだった
信頼して心配しあってた
少尉殿はとんでもない男前受けだった
知ってた
ツキコイ展開といえるのだろうが喜べない
軍曹の無事が確定するまでは

感想はまた明日!!!
考察はできないからペラペラの感想だけど明日書く

拍手

昔話について

鯉の恩返しにぽちぽち拍手いただけてすごく嬉しかったです!!
ありがとうございました!!

こんな昔話でも鯉ちゃんはキリッとしたカッコいい子なのだ
私はそういう鯉ちゃんを具現化したい
と今やってるのは旭川での鯉ちゃんの話なのだが

もう今日の夜には本誌だ
ツキコイが不穏な感じになってないか心配で昔話の妄想に逃避しまくり

最初に若者を泊めた時には寝具にしている筵とか諸々を譲ってツキシマさんは蓑を被って寝たり
若者は野生の勘で木の実の沢山なってる場所がわかって採ってきてくれるとか
面倒がるけど草鞋をなうのとか教えたらめちゃくちゃ上手にできるとか
最初の時にツキシマは男としたことがあるのかと聞いてみたり(自分の鉄板/当然初)
名前を聞かれたら少尉と呼べと言う それが霊力のある鯉の中での階級だとか
眷属の中には人と子をなした者もいて自分も女だったら子を産んでやれたのにとふと思うとか
一人だった時には日が暮れるのが何となく寂しかったけど
一緒に寝るようになってからは楽しみになるとか
雨の日に昼間からいちゃついて雨が上がるとふらりと出ていく若者
体を洗いに行くのかと考えて気恥ずかしくなるツキシマ
実は魚に戻れなくなってるかどうか試したくなっただけとか
若者は刀もってるんだけど沼では離れたところに置いちゃってたから…とか

脳内では漫画ができあがっている
私の力ではこういう原型とどめてない話をうまく表現できない
絵がないと厳しいと思う
棒人間でネーム切るから金の力でなんとか漫画にできないかと調べてみた

……めっちゃ金かかる
pixivのお仕事募集掲示板などもあるが一枚絵を引き受けますというのが多い
二次の依頼を受けてくれるのかどうかも謎
まずは宝くじを当ててからだ

拍手

鯉の恩返し

他CPで「鶴の恩返し」パロを拝読して妄想したツキコイ版です
こういう原型を留めないパロは自分ではキャラらしく表現できないので供養


「鯉の恩返し」
昔々あるところにツキシマという貧しいけれど実直な男がおりました
畑仕事にいく途中には広い沼がありそこには立派な錦鯉が住んでいました
ツキシマはしばしば足を止めてその錦鯉を眺めておりました

ある日その錦鯉を捕まえて売るために沼に毒を流そうとしていた不埒者を見つけたツキシマはこてんぱんにやっつけて追い払い被害は最少ですみました

その日の晩に一人暮らしのツキシマの家を訪ねてきた者がいました
戸を開けると褐色の肌をした美しい若者が立っていました
道に迷ったので一晩泊めてくれと言われたツキシマは快く迎え入れ
なんとなく具合の悪そうな様子の若者を貧しいながらも心からもてなしました

元気になった若者は礼だといって畑仕事や薪割りを手伝いました
数日がすぎ 家に帰らなくていいのかと問うツキシマに
若者は家も身よりもないからここに住まわせてくれと頼みました
身なりはよいのに家がないのかと驚きながらもツキシマがそれを承諾すると
若者は懐から虹色に光る透き通った小さな丸い板のようなものを取り出しました
金になるから町へ行って売ってくるがいいという若者の言葉どおりにすると
こんな珍品は見たことがないと高く売れました

ツキシマこそ家族はいないのかと尋ねられて
将来を誓った女はいたけれど自分が戦に行っている間に死んだと思われて
遠くの金持ちの嫁になってしまったと話すツキシマ
若者は悲しげにそれを聞いていました

わがままなところもあるけれど素直な若者との生活は楽しく
たまに若者がくれる虹色の板を売って暮らし向きも少しずつ良くなりました
ただ虹色の板をくれるたびに元気がなくなる若者の様子だけがツキシマの気がかりでした

そんな日々のなか若者が一人で出かけた後をツキシマが追うと
若者はあの沼のほとりで着物を脱いで足を水に浸しました
すると水に浸ったところが魚の体になりました
若者はそこから虹色に輝く鱗を一枚ぺきりと剥がしました
その時に苦しそうに顔を歪めるのを見てツキシマは胸が痛みました

ツキシマは気づかれないよう先に家に戻って若者の帰りを待ちました
やがて帰ってきた若者がいつものように鱗を差し出すのを見て
これをくれるたびに具合悪そうにしているのが辛い お金などいらない
あなたに惹かれているからただ側にいてほしい と若者を抱きしめました
若者は私も優しいツキシマが好きだと答えて二人は結ばれました

身も心も愛し合いながら二人はつつましくも幸せに暮らしていましたが
若者がいない時にこのあたりを治める権力者の息子がやってきました

例の珍品には不老不死の力が備わっているという言い伝えがある
お前が町へ売りに来るようになったのはあの若い男が住み着いてから
金を払うからあの男をこちらへ渡せ と言います

ツキシマは咄嗟に
若者は旅の途中に少し滞在しただけでもう出ていってしまったと嘘をつきました
権力者の息子が去ったあとツキシマは若者に身を隠すように告げなくてはと
急いで探しに行きました

その頃 若者は沼に足を浸していました
若者は鯉の化身でしたが人間と交わると段々と鯉に戻れなくなってしまうのです
今までのようにすぐには魚の体に戻れなくなっていることを確認し
ツキシマと一緒にいられるのならそれでもいいと思うけれど変わっていく体に不安を覚える若者

そこへ権力者の息子がやってきました
裸の若者を見てよくない考えを起こし
ツキシマに大金を払ってお前を買った お前ほどの器量なら宝がなくともいくらでも稼げると襲いかかりました
足がすぐには動かないうえにツキシマに売られたという言葉に動揺して若者は組み敷かれてしまいます
そこに駆けつけたツキシマは激昂して権力者の息子を半殺しにしてしまいました

もうここにはいられないと逃げる二人に追手が迫ります
走って走って辿り着いた先には増水した大きな川 一か八か飛び込む二人
若者の半身は鯉に戻り力尽きそうなツキシマを背負って泳ぎます
しかしもう鯉としての力はほとんど残っていません
沈みかけた時にツキシマの懐から鱗が落ちました
最後に渡された鱗を売る気になれなくて大事に持っていたのです
その鱗によって若者は最後の力を振り絞り二人は向こう岸に泳ぎ着きました

化生の者であることを知られたうえにもう鯉に戻ることもできないと若者は嘆きますが
人間でないことは知っていた それでもあなたを愛しているというツキシマ
若者は人間になって二人は幸せに暮らしました


おしまい

拍手

何の関係もない

オガタ好きの友人が落ち込んでいる
最寄りのアニメイトでオガタグッズを見ても鬱になるだけだ
ヒャクノスケのことがきがきでわ……アカン文字が打てねぇ
という悲痛なLINEが来た
うん私だって鯉ちゃんが大怪我したら泣き暮らすよ仕方ないよ
他のオガタ好きの知り合いも食欲なくして体重が減ったりしていて切ない

オガタは清い面々(一人はスタンド)に囲まれてきつかったんじゃないかなぁ
人殺しの中にいたなら今までの自分を保てたんじゃないか
先遣隊にいたらケンカしながら楽しくいられたかもしれない(先遣隊とは)

なんとなく自分も悲しくなってしまい
pixivで見たツキコイにかすりもしない他CPの漫画がとてもいい雰囲気でその本をポチった
キャラへの愛が感じられてすごくよかった
優しいお話で皆いい人で癒やされる内容
脇役のオガタもいい人だった

前述の友人にその話をすると
おがっちゃんが幸せなら何でもいいからその話を詳しく聞かせろ
と食いつかれた

何の関係もないCPの本が人の心を癒やすんですね
私のツキコイも全くツキコイに興味のない人の癒やしになればいい
(そんな人には読まれない)

拍手

当社の製品につき

「気になる」「好きかもしれない」の壁を越え
「男同士」を何とかよじ登ったら
「軍隊」「任務」「命の使いみち」「少尉の将来」
とかが全部乗っかった頑丈で高い壁が聳え立っていて遂に座り込む軍曹

すると壁の向こうからガンガン衝撃が来て
壁の上半分をぶっ壊した少尉が
「そんなところで何してるツキシマァ!!」と差し出した手を軍曹がおっかなびっくり握る
というのが当社のツキコイです

壁がなくなるわけじゃない
こっちと向こうで壁を挟んで抱き合ってるような感じ

これで自分の六番煎じくらいまでやる
全部同じパターンでも知ったことか

原作軸だとこういう悩みまくる感じのシリアスですが現パロだと

仕事で遅く帰ってきた軍曹
同棲中の少尉はもう寝てる
お風呂に入って一緒の布団に潜り込んだら
疲れている時こそなぜかの現象が起きてその気になってしまい
ほっぺにちゅーとかしている間に少尉がむにゃむにゃ起きる
起こしてすみませんとか言いながら寝込みを襲う
終わった後に抱き合ったまま寝落ちする二人

という妄想も2000回くらいしている

忙しすぎてダメだもう

拍手

拍手返信32

コメントありがとうございました!

意外でしたか!
私がJにはまっていたのはそれはもう昔の話なので
当時さほど好みでない人と交際したらすぐにうまくいかなくなってしまい
クッソやっぱ顔だー!! とストライクゾーンを針の穴くらいに縮めたら
次期社長さんになっちゃったんですよ

鯉ちゃんとの共通点は考えたことなかったですが
仰るとおり顔のよさと運動神経ですね
左右対称の大変な美形ですし

公式で少尉の見た目がいいと認定された
軍曹がいごちゃんの髪(とみなされるもの)を捨てた

この2点によりツキコイが加速した感があります

軍人ブロマイドはアニメ関連グッズの中でも最高峰では
二人をくっつけて並べたくなる
本当にもう……ちゅっちゅしてほしい……

という頭の沸いている人間に構ってくださりありがとうございました!

拍手

ワダツミの木

円盤が届いたんですがめっちゃ大きい箱で来たから
抱き枕でも入ってんの?
と思ったら特典の番宣ポスターがあるからだった


軍人ブロマイドいいなぁ
少尉殿の不敵なお顔がいい
なのに補佐の人を好きになって悩み苦しむとか
二人きりの時は甘えて可愛いとか
毎回言うけど軍曹はギャップ萌えしてる間違いない

先日感想くださった方が海外在住で
日本の同人誌界でのコミュニケーションの仕方などわからないことが多く…
と仰ってたんですが
大丈夫です私もわかりません

同人誌界に足を踏み入れてまだ2年弱
本当にわからない
めっちゃズレてるんだろう

同人誌界では日々いろんなことが起こってるみたいなんですけど
自分は推しCPの二人が愛し合ってるかどうかにしか興味ないんですよ
さっさと結婚してくれ頼むから
「ワダツミの木」をBGMに初めて結ばれる二人を妄想して泣いてるんだこの頃は
頭のおかしさはブレてないっすね

拍手

web拍手返信17

焼け野が原を読んでくださってありがとうございました!
お言葉めちゃくちゃうれしいです!!

自分の書いたものでいちばん反響があったのはこれで
今もこうやってご感想いただける

それまで「ラッコ鍋の18禁の人」と認識されていたフシがあって
いや作品で認識していただけるというのは大変ありがたかったのですが
シリアス書いてあわよくば代表作的なものになるといいなーと思っていた


いま妄想して書いてるのも自分にしては珍しく体から始まらない話
東北の片田舎の池のほとりで虹を見ながら他愛もない話をしてる二人
子供時代のこととか士官学校時代のこととか
少尉は軍曹相手ならよく話すわけです
この妄想が楽しいたのしい

そこから
自覚なくお互いに触れたくなって戸惑ったり
どうしようもなくなってえろいことに及んだり
するわけです!!
この妄想がまた楽しいたのしい
仕事中ばっかに捗って困るんですけど全部書く

拍手

188話 隻眼スナイパー

朝の7時にオガタ推しの友人から落ち込んだLINEが来たので励ましていたら遅刻しかけた
おそロシア

友「しばらく退場なんだろうか……今度出てくる時は上杉謙信になってるんやろうか……
狙撃手としてのおがっちゃんは終わってしまう……
家永が眼球移植とかできたにしたって、ナルトとかハンターみたいに能力が移ったりスペック維持したりできんやろ それがゴカムのいいところではあるんやが……」
私「隻眼になってもスペック維持か強くなるのは漫画ではお約束やぞ
(例:ワンピのゾロ、むげにんのハバキ他)
プロゴルファー猿に出てくる伝説のゴルファーは隻腕のじいさんだし」

返事がこない
ただのしかばねのようだ

私だって鯉ちゃんが隻眼になったら
少尉殿の御尊顔になにしてくれるうゥゥゥゥ!! とのたうち回った挙げ句
俺があなたの目になりますとかのベタな台詞を軍曹に言わせてしまうだろう
(cf:ポニーテールは振り向かない)

しかしトニさんも盲目で銃を撃ってたわけだし
もともと鋭い耳をしていたりで感覚が冴えているんだから
片目になったくらいなら何とかなりそうに思う(移植するならヴァシリの目か)
漫画的には

問題はここからどうやって移動するのかと
オガタは自力で歩けるんだろうか重傷やん
歩けても包帯ぐるぐるで見えないしモタモタしてたら凍死するレベルの寒さ
タニガキの時みたいにスッギたちに回収されてかないと無理だろ
海ポチャしたのはオガタの銃なんだろうし武器もない

前後するけどスッギがオガタを助けるとはさすがリパさんのモンペ
どれほど彼女が殺人を厭うか理解しているからこその行動で胸熱
聞き出すべきこともたくさんあるしな
しかしアチャの件をリパさんが話したらソフィアがオガタを殺し直してしまうのでは
リパさんも止める相手が多くて大変だ
スッギが口の中に傷あったら自分も死ぬぞと心配になったが大丈夫なんだろう主人公だし

そして
鯉ちゃんが金槌に手をくっつけたことがここで役立った
少尉殿GJ!!
シライシの膀胱もGJ!!
鼻水の次は少女の顔に尿とかまた放送できないレベルのことをやってのける
(アニメだと色がついて漫画よりリアルになってまう…)
さすが神!そこにしび(ry

主人公組はよかったけど
ツキコイは何をしてるんだ
杉リパ白の再会でほんわかさせておいて本来敵対してないほうが何故か殺伐というのも神ならやりかねない
次号もこわい こうなったからこそこわい……って休載なのかどS神……

拍手

右往左往

某アイドルグループの件でショックを受けてらっしゃる方も多い
びっくりしたけど個人の幸せを追求する権利もあるしな…時代の流れもあるか…
でもそんな理屈で納得できるくらいならヲタの心はのどけからまし

自分もそこの事務所の今度社長になることが決まった方にドはまりしていた時期があり
コンサートなどにも行っていたし女性アイドルとのスクープの際にはショックを受けたが
実在の方の動向に右往左往するというのは人生の前半に終わってしまっており
今は非実在の男二人の間に愛が成立するかで精神が乱高下してすごいGを受けるという非常に不健全な状態に陥っている

もう1億回くらい言っているけども脳内の二人はノンケである
だから自作は身体的接触から始まるものが多いのだが
その二人が男同士なのに惹かれ合ってしまい
お互いを好きで好きで好きで好きで好きで悩んで悩んで悩んで悩んだ結果
どうしてもそうしたいと身体的接触にいたるところを見たい
なので自分で作る

少尉が女子と恋愛するという展開が来たらと考えるだけでこわい(怖いのはお前)
それはないにしても今週の本誌がとりあえずこわい

色々と妄想するたびにメモしたり断片的に書いたりしている
健全楽しいウッヒョーとやっていたら急にイチャイチャさせたくなって
初夜の挿入直前だけ書いてしまった どうしたらいいんだ

綺麗に書こうとかうまく書こうとは思わないしできないんだけど
二人を完璧にくっつけるために説得力のあるものを作りたいんだよなぁ
無茶なのはわかってるんだけど

拍手

プロフィール

HN:
akimaru
Webサイト:
性別:
女性
職業:
会社員
自己紹介:
軍曹と少尉への萌えを吐きます
自分で書いたツキコイ話をPixivで公開しています
ねこマークの拍手ボタンを「読んだよ」くらいの気持ちで押していただけると嬉しい

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30